ガーナの教育の今

教育の現状(1/18更新)

ガーナでは、2020年3月に最初の新型コロナウイルス感染者が確認され、教育機関が休校となりましたが、6月以降徐々に再開しました。2021年は1月から新学期が始まっています。

パデコの取り組み(6/16更新)

パデコは2005年以降、ガーナの教育を支援しています。2020年3月からは「みんなの学校:コミュニティ参加型学習改善支援プロジェクト」に参画しています。


教育の現状(2021/1/18更新)

学校の状況

ガーナでは、2020年3月12日に最初の新型コロナウイルス感染者が確認され、3月16日からすべての教育機関が休校となりました。

ガーナの基礎教育学校(幼稚園、小学校、中学校)の学校暦は9月に1学期が始まりますが、2学期終了まで3週間を残し、休校となった形です。その後はオンライン/遠隔教育が急ピッチで整備、提供されました。

6月15日以降、各教育課程の最終学年を対象に段階的に学校が再開されました。ただし、いくつかの制約があり、例えば中学3年生の場合、教室あたりの学生は30名までとされ、9時から13時までの短縮授業となりました。10月5日には、高校2年生、中学2年生の授業が再開となりましたがその他の学年は2021年1月の新学期をもって再開と決定されました。

2020/2021年度(実質2021年度)は1月~12月の学校暦となり、高校卒業試験は9月から10月にかけて、中学卒業試験は11月に実施予定です。この時期に実施することで、休校で遅れていた授業時間数が確保される見込みです。その後、毎年段階的に卒業試験時期を早め、2023年度には通常の時期(6月)に戻る予定です。

なお、学校再開後も校内での大規模集会やスポーツ活動は禁止、かつソーシャルディスタンスの確保とフェイスマスクの着用が義務付けられています。

<2019/2020年度学校再開スケジュール>

6月中旬以降、以下のスケジュールで段階的に学校が再開されています。ただし、いくつかの制約があり、例えば中学3年生の場合、教室あたりの学生は30名までとされ、9時から13時までの短縮授業となっています。

  • 大学最終学年:6月15日~7月24日(6週間)+試験4週間
  • 高校3年生:6月22日~7月31日(6週間)+卒業試験
  • 中学3年生:2020年6月29日~9月11日(11週間)+卒業試験
  • 高等教育機関のその他の学生:2020年8月24日~
  • 高校2年生、中学2年生:2020年10月5日~

<2020/2021年度学校スケジュール>

  • 高等教育機関の学生:2021年1月9日~
  • 高校3年生全員及び2年生のグリーントラック・シングルトラック:2021年1月15日~
  • 高校1年生全員及び高校2年生のゴールドトラック:2021年3月19日~
  • 幼稚園児~中学生:2021年1月18日~

※ガーナでは、高校の授業料無償化による入学者の増加への対応として、2018年から一部の学校でダブルトラック制度(入学者を2つのグループに分け学校暦をずらすことで、一方のグループの休暇期間が他方のグループの授業期間となり、全生徒への教育機会を保障する制度)を導入しています。

政府の対応状況

学校再開にあたり、教育省は全教育機関の消毒を実施し、さらにフェイスマスク、ベロニカバケツ、消毒液等の衛生物品を支給しました。校内にクリニックがある場合は新型コロナウイルス感染症対応に必要な資機材が整備され、ない場合は校外のクリニック等と紐づけされます。

また、2021年1月4日から、教育省、情報省、ガーナ保健サービス、ガーナ教育サービスが協力して、学校再開に係る手順について、保護者、児童・生徒、住民に伝える啓発キャンペーンを実施するとされています。

出典:
ガーナ教育サービスウェブサイト
大統領演説(20201年1月3日) 


パデコの取り組み(2020/6/16更新)

プロジェクトの概要

パデコは、2005年以来、現職教員の能力強化や職業訓練制度強化支援プロジェクトを各種実施してきました。2020年3月から「みんなの学校:コミュニティ参加型学習改善支援プロジェクト」に参画しています。

参考:
現職教員研修政策実施支援計画プロジェクト
現職教員研修運営管理能力強化プロジェクト
初中等教員の資質向上・管理政策制度化支援プロジェクト
技術教育制度化支援プロジェクト

文責:松月さやか(プロジェクト・コンサルタント)


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