リベリアの教育の今

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教育の現状(2021/9/8更新)

学校の状況(休業の状況)

リベリアでは、2020年3月16日より休校措置が取られていましたが、同年6月には西アフリカ中等教育修了試験(WASSCE)を控える高校3年生を対象に学校が再開されました。その後、2021年1月には全学年で再開となりました。

政府の対応状況

休校中、教育省はラジオやオンラインを通して授業を提供していたほか、紙ベースの教材も配布していました。特にラジオでは、政府はドナーの支援を受けて、就学前から高校生を対象とした教育プログラムを放送しており、100万人近い子どもたちが利益を受けたと言われています。

学校再開にあたっては、教育省はドナーの協力の下、新型コロナウイルス感染対策ガイドラインや啓発ポスターと共に、手洗い用石鹸、フェイスマスク、衛生管理用品を全ての学校に配布しました。また、休校中あらゆる影響を受けた子どもたちをケアするため、約4,400人の公立学校の教員・管理職を対象に、心理社会的なサポートや児童中心の教授法に関する教員研修が実施されました。

参考文献:

Develop Africa, “Liberian Students Back in School”
The New Dawn, “Govt. announces adjustments in the school calendar”
UNICEF, “Country Office Annual Report 2020”
UNICEF, “UNICEF Liberia COVID-19 Situation Report” (2020/6/15)

文責:大橋 悠紀(プロジェクト・コンサルタント)


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