ウェビナーでの質問への回答 #1

2020年8月17日に開催したウェビナー「コロナで変わる教育協力」では、事前質問含め、多くのご質問が寄せられました。時間の制約で当日取り上げることができなかったご質問の中から、特にウェビナーとの関連性が高い内容についてこちらに回答していきます。



大学院修士の方からのご質問

インタビューを受けている子どもの多くはマスクをしておらず、マスクの普及も難しいのかと思う中で、一部布マスクをする教室の子どもが見受けられました。これは、現地のお母さんなどが作成しているのでしょうか。それとも援助で配布されたものなのでしょうか?

回答者:事務局

ラオスの小学校の子どもたち

インタビュー動画特集「コロナ時代を生きる子どもたち(動画集はこちら)」を見てのご質問ですね。ご視聴ありがとうございます。
このインタビューシリーズは、学校閉鎖期間中、子どもたちは各家庭でどのように過ごしているのだろう?という疑問に端を発した企画です。基本的には外出自粛下において、協力者(保護者)のご自宅で撮影していただいています。「せっかくビデオに映るから顔を隠さないように」という理由も含めて、マスクをする必要のない場所での映像が多いです。

回答者:中野

この企画の途中でラオスは学校が再開されました。学校ではマスクを着用することになっているため、ラオスのみ、貴重な(?)マスク姿の子どもの様子をお届けすることになりました。

写真のような使い捨て“紙マスク”が、ドナーにより配布されたものかどうかは情報がありません*。しかしながら、東南アジアでは、バイクが主要な交通手段であり、特に大気汚染の深刻な都市部では、“布マスク”はバイク利用者に広く普及しています。普段から市場で安価に購入できますし、家でも作成していると思います。マスク自体は普及が難しいということは特にはないように思います。

*9/24追記: 紙マスクは一時期日本のように品薄になり、価格が高騰しましたが、現在はいつも通りに購入可能とのことです。

大学院修士の方からのご質問

コロナをうけ、衛生教育が見直されたこと、義務教育カリキュラムの中でも強調されはじめたことをウェビナーで伺いました。では、教育養成カリキュラムの中では、何か衛生教育に関して変化はありましたか?

回答者:高橋

カンボジアでは、教員養成課程における保健・公衆衛生のカリキュラム・シラバス改訂の最中ではありますが、COVID-19に焦点を当てた変更をする予定は現時点ではありません。なお手洗いの励行などは既に内容に含まれています。

回答者:中野

ラオスでは、青年海外協力隊員(エコヘルス)が教員養成校で使用する衛生教育の教科書作成を行っていましたが、コロナ渦により、現在一時帰国中です。活動が再開されれば、コロナに関連した見直し・修正がなされる可能性は高いと思いますが、現時点では情報がありません。


今回の回答者

高橋 光治
Principal Consultant at PADECO

カンボジア
教員養成大学設立のための基盤構築プロジェクト・総括

元JICA専門家/JICA企画調査員/青年海外協力隊
ロンドン大修了/神戸大卒・修了

中野 明子
Senior Consultant at PADECO

ラオス
初等教育における算数学習改善プロジェクト・副総括

元The Bridge Fund(米国NPO)/ピースコー
ハーバード大修了/カールトン大卒 

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