バングラデシュ:中等教育セクター情報収集・確認調査
クライアント:国際協力機構(JICA)
国名:バングラデシュ
協力期間:2022年7月 ~ 2023年7月
プロジェクト概要
JICAはバングラデシュでの初等教育への支援を2004年から技術協力プロジェクトや個別専門家派遣、財政支援方式無償資金協力等を通して実施しています。初等教育は、同国政府の努力と開発パートナーによる支援により近年大きく改善しました。2019年からは、工科短期大学の教育の質改善支援も行っています。しかし、工科短期大学の学生の基礎学力・専門知識が、産業界から求められるレベルに達していないことが確認され、初等教育と技術教育を繋ぐ中等教育において、基礎学力底上げの必要性があることが認識されました。
本調査は、中等教育セクターにおける今後のJICAの協力の方向性や具体的な候補案件を検討するための基礎情報を収集・確認することを目的として実施されました。具体的には、バングラデシュ中等教育における政策・法規・財政、カリキュラム・教材、学力評価、教員、教員研修・教員研修施設、中等教育のICT/DX、遠隔教育、そして他ドナーの支援動向及び協調システムを調査し、課題の抽出と今後の改善に向けた提案を行いました。
その結果、中等教育における教育の質に関する課題が多くみられること、教員研修や生徒の学力アセスメント等の分野での支援要望があること等から、教育の質改善に資するJICAのクラスター「教科書・教材開発を通じた学びの改善」を元に、日本の強みを生かして支援を行う妥当性が高いことが分かりました。


